詰め合わせ

□好き嫌い
1ページ/3ページ




「冬獅郎、お昼行こう♪」


お腹が空いたと感じた時、ちょうど声をかけられる。


声がする方へ目を向けると扉から、橙色の髪が見えニコニコ笑いこちらを覗いて見ていた。



「あぁ、もうそんな時間になるか」

「そっ!早く行かないと席なくなるよ」



ニコニコ笑う一護に答えを返すと、急げと急かしてくる。そんな二人の声とはとは別の声が聞こえる。



「あら、珍しいわね〜お弁当じゃないの?」

「あ、乱菊さん。こんにちわ〜えっと、弁当ね作れなかったんだ…」



乱菊の質問に、ちょっとシュンッとし一護は答える。



「ちょっとね、朝寝坊しちゃって…ハハハ…」

「そう、大丈夫?」

「…………」



何故か顔を赤くし、腰辺りを擦りながら理由を答える一護。
乱菊は察しがついたのか、一護に視線を向けず労りの言葉を発しながら、冬獅郎へと視線を送る。
その冬獅郎は無言だった。



「本当、席なくなるから行こう?乱菊さんは?」

「あっ、一緒に行くわ」



そうして三人は、食堂へと足を向けた。





――――


「俺は日替りかな〜冬獅郎何にする?」

「俺は、うどんで」

「あっ、一護あたしざる蕎麦ね〜」



それぞれ注文をし、食事を受け取り空いてる席へと向かう。




「「「いただきます」」」



三人で食事を始めた時、恋次とルキア二人も合流し食べる事になった。




.
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ