詰め合わせ

□運試し
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「よし!!600環あるから3個買える」



俺は、定期報告に来た際貰い受けた報酬を持って、買い物に来ていた。


報酬の中身を見てみると、札が数枚と小銭が600環…それを握り締め店の中へと入っていく。



「あっ、あった!!」


店を見渡し、お目当ての物を見付けた。


「これと…これは、今一…う〜ん軽いな…あっ、これっぽい」


中身を振ったり、重さを確認して物色する一護。
一護の、お目当ての商品とは…


今、尸魂界で人気爆発な護廷十三隊の隊長・副隊長をミニチュア化したストラップだった。何故か、俺がシークレットとして入っている。
販売元は十二番隊。めちゃくちゃいい出来だ。


でも、問題は中身を選べない事だった…



「この間買った時は、恋次と修兵だったな…」



ブツブツと不満?を言いながら選んだ3個を会計しに行く。



『3個で600環になります』

「はい」

『ありがとうございました〜』


会計が終わり、急いで店を出て封を開ける…



―ビリッ

「…俺ι微妙な気持ちだなぁ」


―ビリッ 2個目

「…また、恋次かよ〜ιもう何個目だ…」


―ビリッ 3個目

「マジありえねぇ〜!!また恋次だぁぁぁぁぁ(泣)」



3個買った内の2個は、もう持っていた恋次だった…一護は、嘆いた…



「…使いたくなかったが…俺は……が欲しいから」



『いらっしゃいませ』



ガサガサ…また一護は色々と物色する…



「これ、お願いします」

『はい。5個で千環になります』

「はい」

『ありがとうございました〜当たるといいですね』

「ハハハハ〜ι」



店員さんから妙な励ましを受け、出て封を開ける。


―ビリッ  1個目

「…ルキア…まぁ、うん…」


―ビリッ 2個目

「…卯ノ花サンか。何か持ってたら効力とかありそ〜」


―ビリッ 3個目

「…赤…さ、次行くか」


―ビリッ 4個目

「…赤…チッ…ウゼェ…」



何か黒くなってます。一護が…ι



―ビリッ 5個目

「〜で、出たぁぁぁぁぁ!!冬獅郎出たぁ〜v」


『おめでとうございます』

「ありがとう〜!!」



嬉しさのあまり叫んだ。恥も何もなく喜んだ!!
そんな俺を見てか、店から出てきた店員さんに祝われた。
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