Novel-Guilty 1
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「……………」
「……………」
「………へヴィだぜ」
「「それは俺の台詞だだろうが、坊や」」
「……………(笑)」
因みに今の状況。
カイに、ソルがテーブルを囲んで座っている。
此処までは良い。
だが、ソルは。
「…やれやれだぜ」
「…全くへヴィだな」
二人居た。
細かく言えば、一人のソルは間違いなくソルだった。普段の格好に、封炎剣。カイの見知った、ソル=バッドガイだ。
ただ、もう一人の方は、聖騎士団の服装に重そうな鉄剣の、ソル。聖騎士時代のソルだった。
……………。
んな馬鹿な。
「さぁて爽やかに洗濯物でも干しに行きましょうっと++」
「逃げんじゃねぇ!」
「やれやれだぜ…」
「…ソル。先刻から同じ言葉しか言っておりませんよ?」
この場合ソルとは聖騎士ソルの方である。…全く持って解り難い。
「坊や。ソル、じゃ混乱する。何か他の考えろ」
「他の、ねぇ…、………聖ソ」
「却下だ」
「…ひらひらマン」
「却下だ」
「……太陽わ」
「…坊や」