書庫3

□平安パラレルの行き先はどこだ。
1ページ/3ページ

平安パラレルの行く先はどこだろう…(汗)


このまま行ったら多分宗はさくさく子供産んで土方さんが森に帰っちゃう…(爆)それだと銀さんがやもめに!!(元から妻らしいことなんてしちゃいませんが)

ということからぼんやり考えて、じゃあこのままずっと銀さんと土方さんが居た場合はどうなるんだろうという妄想に行き着いたわけです。

ズバリ寿命問題。
土方さんはほぼ無制限です。今現在既に野生の狐の寿命をぶっちぎってます。対して銀さん。平安の時期だから大体寿命は六十いくかなー、くらいかと。普通に30、40でも死ぬのはザラだったそうですし、栄養が偏ってましたからね、当時の食事の復元図などを見ると。まぁやる気になったらしぶとく生きてくれそうですが、それでも七十くらいで打ち止めだとすると、土方さんの生きてきた年月の中ではほんのちょびっとなわけです。十分の一にもなってない。千年生きてきたからといって六十年が一瞬ということはないと思いますが、それだけ生きていれば結構時間の感覚なんてものは厳正には保たれていないかもしれません。

◎ 新八は早死にしそう。苦労ばっかりだから。
◎ 高杉も早死にしそう。執着なさそうだから。後結構言動とかポジションから恨みかいそう。自分じゃ意識してないところからどんでん返しをくらいそうです。
◎ 坂本はきっと太く長く生きて生き字引みたいになって、凄く人生を楽しんで病気もせず大往生しそうです。竜馬もそんな感じですもの。暗殺されなかったら凄い長生きしそうなイメージがあります、彼。凄く人生を楽しめそうな印象。かといって仙人になれるわけでもなし。煩悩たぎってるから(爆)
◎ 近藤さんは惜しまれつつ四十歳くらいで亡くなってしまいそうです。良い人は長生きできませんということで。
◎ 沖田はきっとはばかります。憎みきれない憎まれっ子として家族に迷惑かけまくって、でも本人は結構人生を楽しんで逝きそう。
◎ 神楽ちゃんも一応純正な人間ではない設定で書いているので人よりは長生きですが、妖怪とまでいかないので二百年位かな。(超適当)

で、平安パラレルの中で残っちゃうのは、黒狐精土方さんと、狐狸精山崎と、播桃精桂しか居ないわけです。

ここで未亡人妄想がぐわっと来てしまったからどうしようもないね、私の頭は。既に味噌汁ですよ、脳みそ溶けちゃって涙)

皆死んじゃった後、土方さんは表面上なんでもないような顔をしていても、なんだかんだと理由つけて銀さんの居なくなった館で待っていたりして。来ないと分かっているのに待ってるから、呼びに来る山崎も心配してる桂も根負けしちゃってしばらくそこで、お墓守りながら(家の中に有るんでしょうか…位牌とか?あったのか?)三人で共同生活をしたりして。
で、結局土方さんは諦められないから、待つとか言い出したりして。もう一回魂がこの世に生まれてくるのを待つとか。
何年もじっとお墓ばっかり見ていた土方さんを知ってる二人は何も言えずに頷くしかなかったり。
で、ふらーと土方さんは時々諸国漫遊みたいに旅したりします。探しに行くらしい。これで正気じゃなかったらホラーとかむしろバッドエンドみたいな感じですが、本人正気です。で、山崎が森守ったり、銀さんの屋敷守ったりしてくれてます。桂はその内に身体がこの国に慣れてきたので、自分も結構ふらふらと外に出て行ったりできるようになります。

でもってそんなことを繰り返している間に時代が流れちゃったりして、人が段々化生を信じなくなって、森が開発されていって、化生が見えない人間がほとんどになってしまって、その内に銀さんの屋敷も手入れはしてるんだけど廃屋扱いになって取り壊されちゃったり、森も山崎と土方さんも抵抗するんだけど切り開かれちゃったりして。昔なじみの化生が段々深い森に引き上げていくんだけど、土方さんはそれでも待つからといって自分の気の状態が悪くなるのに都に残ったりして。



(弐に続く)
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ