機動の書庫 二号舎

□三万打記念小説
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「うん、これにしよう…」
「何をしている?」
「わぁぁぁ!!!」


お祝い前の、申し込み


「……?」
「あ、いや…刹那こそどうしたの??」

いきなり現れないでよ…っ心臓止まるかと思ったじゃない…っ!

「明日、何か祝い事があるらしい…」
「うん…それで?」
「アレルヤから、何か変わった服を着るようにと…」

…誰も刹那に真実を教えていないな…?!
ならば、刹那が被害者にならないように教えてあげよう

「明日はね、スメラギさんの誕生日なんだ。それで、皆コスプレするように言われたんだよ」
「こ…」

ほぉら、何も知らされてない
過保護すぎなんだよ…皆(特にロックオンとかね)
あいつ見たく、さっぱりしてれば良いのに…

「お、お前もするのか…?」
「ん?するよ?折角だし、女装でもしてみようかなって」
「お、思い切っているな…」
「まぁねwあ、俺の女装、意外と評判なんだよーww」
「…似合いそうではあるが…」
「大丈夫大丈夫、俺は皆に襲われるほど柔じゃないよー」
「(襲う前に殺させそうだ…ι)」

久々の刹那との会話
出来れば、もっと色よい話がしたい所だけど…
まぁ、一緒に居れるのでよしっ!

「刹那は何着るー?選ぶの手伝うよ?」
「…出かけないか?」
「ひゃい??!」
「でかけ、ないか?」

なんてことでしょう!
あの、刹那にデートのお誘いされちゃいました…!

「勿論、行きますけど…どしたの?」
「…祝いの、前に…」
「???」
「女装でデートする…」

はい?
なんですか?

「…お姉さんな俺と、デートしたいの?」
「……嫌、だよな…」
「いや、構わないけど…」

顔真っ赤にして、俯いて…
女装して、なんて…あ
もしかして…

「刹那、皆に女装してる俺を見られたくないとか?」

んなわけないか…

「独り占め、出来ないだろ…皆がいたら…っ」
「……刹那、ラストはホテルだよ?」
「…うん」

こんな事言われたら、理性なんか無くなるよね?

「じゃあ、刹那…服選んでー?デート行くんだもん、可愛いのね?」
「!!解かった…!」

嬉しそうな表情、今日はうんと可愛がってあげようかな?
ラストはホテル、特別に服脱がさせてあげる
でも、頂くのは俺なんだからね…?


お祝い前に、刹那とデートwww





 
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