seven's sound 00
□00 〜prologue〜
1ページ/1ページ
ソレスタルビーイングが武力介入を始め、二ヶ月が経った頃、二人の男が動き始めた。
長い銀髪を揺らし、戦争によって街から瓦礫となった土地を歩く。
「此処も酷いね…」
「あぁ、此処にもガンダムが来たようだ」
激しい戦の痕を見て、一人は溜息を付いた。
「そろそろ、動くか…」
空を見上げ、青い光を放つ機体を見る。
手をかざし、機体を握り潰すように拳を握った。
「俺達が動いたら、ガンダムなんて…」
『デカブツと変わらない』
そう漏らした声は、風に消され、砂埃に紛れた。
数日後、ソレスタルビーイングが動く前に、二つの戦が活動を停止した
その跡地には、大きな旗が起っていた。
そこに書かれていたのは、
【seven's sound】
今、七つの戦機が動く