古典

□古典
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・古典常識語
【貴族生活】

[歌合はせ]うたあはせ
:歌人が左右に分かれて詠んだ歌をそれぞれ一首ずつ組み合わせて、判者が優劣を判じ、勝敗を競う遊び。
「合はす」は比較するの意。

[狩衣]かりぎぬ
:公家の常服。
もと鷹狩りの時に用いた服であるが、後に常服となった。

[上達部]かんだちめ
:公卿の異称。
「かんだちべ」とも

[公卿]くぎやう
:公(摂政・関白・太政大臣と左・右大臣)及び卿(大・中納言、参議、三位以上の高官)の総称。
「上達部」「くげ」とも

[蔵人]くらうど
1:蔵人所の役人<天皇の御衣・御食事などに奉仕し、儀式をつかさどるなど宮中の雑事を扱う。名誉ある職とされた>
2:女蔵人の略

[斎宮]さいぐう
:伊勢神宮に仕えた未婚の内親王または女王(=親王・諸王の敬称)で、天皇の即位ごとに選定された。
「いつきのみや」とも

[斎院]さいゐん
:賀茂神社に仕えた未婚の皇女または王女。
「いつきのみや」「かものいつき」とも

[透垣]すいがい
:竹や板で間を透かして作った垣。
「すきがき」のイ音便

[随身]ずいじん
1:貴人につき従って行くこと。
2:貴人の外出の際、護衛として勅命によって、弓矢を持って従った近衛府の舎人。
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