□病人
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【きょうのれんしゅうはやすむ】



なんてメールが俺のとこに送られて来たのは今から30分程前の事であり心配して俺まで休んじまった。



オール平仮名は別によくあることだったし気になんなかったけど
ただあの練習熱心なさとちが休むのが気になって俺はミヤくんに俺とさとちの欠席連絡をして直ぐさまさとちの家に向かった。




ピンポーン




……ピピピンピンピンポーン




…………ピ
ガチャ

ドアが開く。


「なんだっぺ」

明らかに不機嫌なお姫様の登場。


唯気になったのはいつもよりも赤い顔。


「何しにきたの」



一体どうして今日は休みなのか。

しかしさとちが色っぽい。


目も少し潤んでて誘っているようだ。



「何しにきたっペたつお、練習は」


ちょっと怒ってる。


いやちょっとどころじゃねーか。



「いや、さとちあのな俺お前が心配でさ」



キッと睨まれてドアが閉まる。

その前に手を滑り込ませて止めた。



「何で閉めんの」


ドアを引っ張り開くと既にさとちはいなかった。



寝室に入っていくさとちの背中を確認。



「さとちー?入ってもいーい?」


返事はない。

いーや入っちゃお





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