ひぐらし小説
□SS集
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〜圭一の特権?〜
「圭一、この問題どう解けばいいの?」
「あぁ、これはこの公式に当てはめていくんだ。」
「あっ、そっか。ありがとう圭一。」
「圭一さんは頭だけはいいんですのねぇ〜?」
「こら沙都子、沙都子も宿題みてもらってるんだからそんなこと言ってちゃ駄目じゃないか。」
「構わねーぜ悟史。『教えねー』っつー選択肢を採るから。」
「ひっ、ひどいですわよー?!」
「それにしても、圭一のおかげで勉強がはかどるよ。」
「別に俺のおかげってわけじゃねーぞ?悟史の才能と努力がすげぇんだよ。はぁ・・・沙都子もそんくらいだったら良かったのにな〜」
スッカーン!!!
「むがー!侮辱は許しませんことよ!!」
「イテテテ・・・」
「あはは・・・あのさ圭一、お願いなんだけど、これからしばらく家庭教師をしてくれないかな?」
「え?全然構わねーけど、何でだ?」
「それは、その・・・僕達の将来も考えて・・・」
「あぁ、お安い御y「駄目だッッッ!!!」
「うわっ?!レナ?!」
「悟史!あんたいきなり何言ってんのさ?!」
「魅音も?!」
「全くなのですよ☆・・・・・・圭一は私のものなのに」
「梨花まで!?てゆーか今何か仰りませんでしたこと?」
「気のせーなのです☆」
「いや、てゆーかお前ら何でここに?!」
「「え・・・・」」
「圭一にお勉強を教えて欲しかったのですよ!」
「そっかー梨花ちゃんは偉いなー」
「けっ圭一君!レナもだよ!宿題でちょっとわからないことがあったから!」
「おおおじさんもだよ圭ちゃん!そうだ、わかんないとこ沢山あるからウチにしばらく来ない?!」
「ダメだよ魅ぃちゃん!レナがお持ち帰りして一緒にお勉強するんだから!」
「え゛、何?決定事項なのか?!」
「ボクの家に来るといいのですよ。ず〜っとお勉強しましょうなのです☆(一生ね)」
「こら梨花ちゃん!!・・・・・・・・・じゃあ部活番外編だ・・優勝者が圭ちゃんと『将来のための』お勉強ってことで!」
「あははははははははは!!負けても恨まないでねぇ!!!」
「遊んであげるわ、おいで、鉈女!園崎の鬼!」
「あいつら何の話をしてんだ?」
「全く理解できませんわ…」
(僕と沙都子のことだったんだけど……)
「圭一頼める?」
「あぁ、俺で良ければな!」
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