Present-novel

□Sin…
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ある日の夜のこと…

ヴォーカルとオル・ゴールの二人は、任務である街を滅ぼした後だった。

「ヴォーカル様?」

いつもと違うヴォーカルを不安に思い、声をかける。

「一人にしてくれ…」

彼の声からは、いつものような生気を感じない。

「分かりました…」

スッとその場を離れる。

(この所、人を殺す度にあんな感じだなぁ…)

仮面を外し、木の上からヴォーカルを見つめる。
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