おはなし
□インガッビアーレ
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わたしを隠して、扉を閉めて、わたしの視界が遮断されて、お父さんとお母さんが物凄い悲鳴をあげた
わたしは肩を抱えて、ただガタガタ震えていた
光が差し込んだとき ああもうわたしはだめだと思った
でも、あのひとは助けてくれた
小さなわたしの背中を撫でて宥めた
インガッビアーレ
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