□暗闇
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自給640円。



バイトの帰りで、
電車に揺られながら
普通の生活に疲れていた



時運も悪く満員に当たり、
こんな生活に嫌気がさした。



ただ、それだけ。――





高校ん時は毎日バンドに明け暮れ
仲間とどうでもいい事やって

とりあえずカラオケ行って
その帰りは誰かん家で酒飲んで

そうやって、何やってても
いつしか一日は過ぎていった。





あんなに一日が、

いや。1分が。
途方もなく長く感じたのは
きっとない。

これからも、もうないと思っていた



けど、起きた。――
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