□これは変えられない運命…
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「行ってくるよ。リボーン。」


ツナはリボーンに言った。

いつも殲滅の時は一緒で、お互いの背中を守っていた。

でも、今回は違った。

敵対関係にあるミルフィオーレファミリーがツナが無駄な争いを好まない事を知り、話し合いをしよう。と持ちかけてきたのだ。

話し合いには条件付きで、守護者は護衛に付けない事。

それならリボーンを、と思ったが、アルコバレーノも駄目だときた。

だから、リボーンを屋敷の護衛に、山本と獄寺は話し合いをするビルの下で待機してもらう事になった。

そして、ボスの護衛は――

「大丈夫だよ。こっちの方が動きやすいし、相手にも隙ができる。」

「しかし、10代目お一人ではっ!!」

「完璧に出来る自信があるんだな?」

「うん。完璧に」



なし。
ツナただ一人で敵の内に乗り込む事になった。

「帰ってこいよ。お前はボスなんだからな。」

「分かってるよ。でも、もしもがあったら…これは変えられない運命なんだって…」

ツナは最後に哀しげに微笑んだ後、直ぐにボスの顔にもどり、敵の罠へと向かった。





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昔に書いたやつを見つけ出したのでアップしちゃいました(・∀・)

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