†シンキラ館†

□『君と、僕の距離★Act.2』
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 シンのいきなりなナンパ(?)で出会って、僕達が付き合うようになってから、そろそろ3ヶ月になろうとしていた。

「だから聞いてよ、アスラン!!」

「…なんだよ、キラ?」

 ここは、生徒会室。僕の親友で幼馴染みで、生徒会副会長なんかやってるアスランが、入学してすぐの頃から放課後の殆どを過ごしている部屋だ。

 僕も、1年の頃から、時々お邪魔していた。

 シンと付き合うようになってからは、その回数も減ってたんだけど、今日はどうしてもアスランに相談したい事があって、1人の時を狙って来ていた。

「聞いてるから、勝手に話して?」

 そう言いながらアスランは、机で何かの書類に向かっていて。

 声が、面倒くさそうなんだよね…。

 態度は気に入らないけど、仕方ないから僕は話だした。
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