†シンキラ館†
□『君と、僕の距離★Act.2』
1ページ/19ページ
シンのいきなりなナンパ(?)で出会って、僕達が付き合うようになってから、そろそろ3ヶ月になろうとしていた。
「だから聞いてよ、アスラン!!」
「…なんだよ、キラ?」
ここは、生徒会室。僕の親友で幼馴染みで、生徒会副会長なんかやってるアスランが、入学してすぐの頃から放課後の殆どを過ごしている部屋だ。
僕も、1年の頃から、時々お邪魔していた。
シンと付き合うようになってからは、その回数も減ってたんだけど、今日はどうしてもアスランに相談したい事があって、1人の時を狙って来ていた。
「聞いてるから、勝手に話して?」
そう言いながらアスランは、机で何かの書類に向かっていて。
声が、面倒くさそうなんだよね…。
態度は気に入らないけど、仕方ないから僕は話だした。