†アスキラ館†
□『その手を、離さない』
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その日、予告無しのザフトの攻撃に、モルゲンレ-テの工場は突然戦場になった。
教授に呼ばれ研究室にいた僕達は、当然のように巻き込まれ…。避難の途中、見知らぬ子を追ったばっかりに僕だけが友人からはぐれた。
なんとかその子だけは、受け入れてくれるシェルタ-を見つけられたけれど。僕はまた1人、別のシェルタ-に向かって走る事になった。
…けれど。
「あそこはもう、ドアしか無い!!」
地球軍の女性が告げたのは、無情な言葉だった。
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