短編
□キリ番用
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薄暗の部屋のなか
光を纏うような白い素肌を惜しげも無く晒し、身体を捩らせ快感を逃すその行動さえ妖艶で…
頭の上で拘束する手錠さえ彼を魅せる欠片となっていた
「もぅ…ゃぁっ」
もう耐えられないとばかりにシーツを握り、潤んだ瞳で恭二を見つめる
「…奏…まだだ。
まだ、許さない」
恭二の手を奏の見える高さに持ち上げる
「ぁ、やっ、だめ!やめて!、っぁぁ゙あ゙あっ!!!!!」
恭二の手にあるそれはMAXに設定され確実に奏を攻め立た
恭二がニヤリと笑うとバキっと音が鳴り手から小さな機械の欠片が落ちる
「あ〜あ…壊れちゃった。」
恭二の残念そうな声とは裏腹に顔には笑みが…
「ひっ、、」
「せっかく、奏が先輩に貰ったになぁ?」
目は深い闇を写し奏を見た
「あぁあああ!!!」
∴∴∴∴∴∴∴
体内を暴れまわる無機物に鳴かされ、どうしようもなくされるがままになる
「…ゃっきょ、きょうっ!…ぁっぁあ!」
ただその歪んだ笑みに愕然とした
またもどしてしまう…
暗い闇に…
独りにさせてしまう…
「っ、だめっ…きょっ!
きょう!きょぅ!」
暴れれば暴れるだけ拘束がきつくなり
快感も深まる
手を伸ばして触れたいだけなのに…
「…ぁあっきょ…ぅうっ…」
叫びすぎたせいで飲みきれなかった唾液が流れ、痛みにかそれとも享受できない快感にか涙が溢れる
「ははっ…凄い顔だな?
そんなにソレがいいか?」
耳元で囁かれる言葉に今しかないと恭ニを見つめて叫ぶ
「…ぁ…ゃっやだっ…きょっがいいよぉ!!!」
その願いを聞くと恭ニは笑みを浮かべ頭を優しく撫でた
それは全てを許したような…笑みだったから
「…なら…邪魔だよな?
コレ」
「ぁあぁあ゛あ゛あっ」
撫でていた手が下に下がり中にあるモノを奥に押し込んだ