短編
□拍手
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帝が風呂場掃除をしている真っ最中・・・
「主!!!どこですか?!」
「んー?風呂場ですよー?」
ばたばたと走ってくる音がする
「主!!!!」
「ぅわっ!!」
きつく抱きしめられ微かに震えている。
「狼我?」
「居なくなったと思った・・・」
「んー?よしよし俺はここにいますよ?」
ぎゅっと抱きつけば腰に回っていた手が下のほうへ・・・
「ぁっ!!このっ馬鹿っ!!!」
浴槽に流したままでいたシャワーを掛ける
「キャィン!!!」
狼の癖にというか・・・こいつは水のシャワーが嫌いだ。
でも風呂は大丈夫だという
「ごっ・・・ゴメンナサイ!!だからそれはやめてくれっ」
「ん?私がいつもやめてって言ってるのに貴方はやめたっけ??(怒」
逃げるように風呂場を出て行く狼を押さえ込みながら水で髪を洗ってやる
「やぁー!!!(泣」
泣き過ぎて幼児とかしている・・・
こんな総長の姿下っ端のやつらに見せられないなと心の中で笑っていた。
そんな平和な一日・・・
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