妄想の小部屋

□続編(木,剛)
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「はい、剛。次、これね。」

目の前にペラッと差し出された紙を手に取って、不思議そうに木村を見る。

「何、これ?」
「ん?この前の嵯峨見亮が大人気でさぁ。第二弾!今度は台流な。」

ふ〜ん、と渡された書類をぼや〜っと眺める。と。重要なことに気付いた。

「台流?って中国語!?ムリムリだめだめだめ…。僕絶対できないよ!!」

完全拒否の剛。

「へーきだよ。韓国語も中国語もたいしてかわんねぇだろ?」
「…木村くん、馬鹿にしてる?」

木村的にはフォローをしたつもりだったが、剛は逆に怒ってしまった。
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