妄想の小部屋

□先輩と後輩(草g,光一)
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「そんでな、そこのんがめっちゃ美味いんや。」

堂本兄弟の収録後、俺は最近見つけた美味いお好み焼の店をスタッフに熱く語っていた。

「なに〜?光一ぃ〜?なにがおいしいの〜?」

突然後ろからほわ〜んとした声が近づいてきた。なんや、と思って後ろを振り返ったら、そこには事務所の先輩である草g剛くんがいた。

「あ、剛くん。お好みです。お好み焼き。美味い店見つけたんですよ。」
「ほんと〜?」

ほやっとした笑顔で笑う剛くん。なんかこっちまでつられて笑ってしまった。

「ねぇ、光一。今度連れてってよ。」
「えぇですよ。」

目の前でわ〜い、と子供のように喜ぶ剛くんを見て、俺も嬉しくなる。絶対に連れてってよ〜、と念を押されて、剛くんはスタジオへ入っていった。
あんだけ喜ばれたらほんまに誘わんとなぁ…。
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