妄想の小部屋
□譲れないモノ(All)
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「うーん…」
ある日のSMAPの楽屋。中居が新聞を睨みつけながら唸っている。
「う〜ん…」
「どーしたの?中居くん?」
唸る中居に、そこでジャレ合っていたしんつよが気付いて声をかけた。競馬でもやってんの?と、2人で中居の持っている新聞を覗き込む。そこには先日発表された長者番付がでーんと載っていた。
「あ〜中居くんこれ凄いよね。タレント・俳優部門第2位」
「こんなに儲けてるんだったら、今度なんか奢ってよ」
嬉しそうに話すしんつよを中居の鋭い眼がギロッと睨む。