妄想の小部屋

□先輩と後輩(草g,光一)
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俺は数日後、剛くんに電話をかけた。

『はい。もしもし…。』

少し眠そうな声で電話に出た剛くん。

「あ、もしもし。光一です。今から例のお好み焼き屋行こう思てんですけど、どうですか?平気ですか?」
『うそ〜。本当?行く行く〜!あ、もうちょっとで終わりそうだからちょっと待っててもらっていい?』
「えぇですよ。…はい。1時間後にTMCですね?はい。あ、えぇですよ。僕、車で行きますから。はい。それじゃ。」
『うん。あとでね。』

そう言って2人で同時に電話を切った。最初眠そうだった剛くんの声がぱあっと明るくなって、電話のむこうで喜んでんのがようわかる。俺はふふ…と笑てしまった。あ〜。なんて分かりやすい人や〜。あの人ほんまに年上なんか〜?とにかく俺は出かける準備をした。
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