短編集

□アヴェク・トワ
2ページ/5ページ



小さいときからおばあちゃんに
まじないを聞いていた

【大きな力が出たときは、運命の人にキスをしてもらいなさい】

そうするとどうなるの?

【その力はおさまるから】

ほかのひと じゃダメなの?

【他の人では駄目よ。運命の人だけ】

そのひとはどこにいるの?

【それは貴女が見つけなさい】

みつかる?

【時が来れば見つかるわ。でもこのことは誰にも言っちゃ駄目】

どうして?

【どうしても。わかったかい?】

うん!あたし、いわない!

【良い子。私の名無しさん】







久しぶりに懐かしい夢を見た
今、私は大学生になりました



.
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ