短編集

□アヴェク・トワ
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昔々

私がまだ小学生の頃

一つのお話と出会いました


お母さんの形見【鏡】を
肌身離さず持っていた
女の人がいました

ある日、突然【鏡】が光り
一人の男の人と出会いました
名はアラン

なんと、この【鏡】を使って
違う世界から渡ってきたとか

アランには厄介な呪いが
かけられていました
その呪いは運命の人のキスで
一時的におさまります

その運命の人が彼女だったのです

彼女は最初は戸惑いましたが
一途なアランに
お互い惹かれていき


二人は恋に落ちました


賛成する者も
反対する者もいました

なぜなら アランの国では
アランは王子様
彼女は裏切り者の子孫だったのです

彼女は裏切り者の子孫
周りは黙っていません

アランは彼女を助けるために
誓いをたてました

お互いの胸【心臓】に
誓いのキスをする

そうすると、胸に印が浮かび上がります

此が婚約の誓い

もし、他の女性がアランの誓いの印にキスをすると...

アランの心臓は止まります


この誓いが
二人を幸せへと導いたのです



さて。お話はここで終わり


次はあなたの物語だ








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