感情のジグソーパズル。
□困惑する親子。
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蝶々を見つけ一緒に蝶々の世界を見ようと飛びたかった。だけど私はこの大きな檻に二本の足で歩いて影から見上げるだけ。あの人だけ居れば幸せだと思っていた。だけどそれは間違え。私にあの人が必要なだけであの人には私は必要ない。理解していくと、段々とお引越しをした。此処の部屋には私は居てはいけないと。そうしたら、貴方を見る度に辛くなった。前より苦しくて辛くて、痛くて…だから泣かないように空を見上げる。雲がゆっくり流れて黄色い蝶々がパタパタ羽ばたいている。自由でないことが幸せなのか自由なことが幸せなのかなんて今の私には解らない。この大きな檻の外に出ようと思わなかったのに…なのに外の世界を知ると戻れなくなった。檻の中には大中小の苦しみが待っている。私はどんな顔で苦しんでいたんだっけ？忘れてしまう程外の世界は私には幸せだった。
外を知った天使。
空ってあんなに大きかったんだ。