★弁護士・梨央の甘い誘惑★

□登場人物
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〇石原家

☆石原光〔ひかる〕(♂)
 
 梨央の兄。有名財閥石原家の父で財産は国家予算に比例するほどと言われている。石原家ていう財閥を一世代で作り上げた実力の持ち主。妻の良枝とは中学時代の教師と生徒という関係であった。中学時代に良枝の美しさに心を奪われてしまい付き合いだし、中学卒業と同時に入籍し現在に至る。良枝との間には三人の娘ができた。良枝には何だかんだ言って、尻にしかれている。現在では大学の理事長を務めているが、それだけに収まらず幅広い事業展開を見せている。最近ではハワイに姉妹校を建設した。梨央の弁護事務所も光が建設した。範虎の屋台経営の援助を良枝や幸奈には内緒でしている。良枝と子供の教育方針の食い違いに悩まされている。広い日本庭園風の自宅に住んでいるが子供たちは滅多に家に居ないため良枝と二人っきりの時が多い。家に人を呼び、宴会などをよく開く。コスプレのイベント主催を趣味としており、梨央とは飲み交わす仲。

★石原良枝〔よしえ〕(♀)
 
 光の妻。梨央とは義理の姉にあたる。周囲からは和美人と言われている。また、良枝の髪は他に類を見ないほどとても美しく光輝いている。本人曰く、何も特別なケアはしていないらしい。
実家は普通の家。13歳の頃に過呼吸を発症。それ以来後遺症で体が弱い。夫の光とは中学時代の教師と生徒の関係。光の猛アタックに負け、中学を卒業と同時に入籍し、玉の輿に乗る。その後光との間に三人の娘ができた。自宅で茶道を教えており、華奈美はその生徒の1人である。裏千家の20代目家元を務めている。子供の教育方針は放任主義と考えているが、そこで光との食い違いがあり悩まされている。趣味は茶道と美容関係。

☆石原(嘉愁)幸奈〔ゆきな〕(♀)
 
 石原家の長女。自称年下キラーと称される。二重人格だと本人は言い張るが、周囲はそう思われない。華奈美とは先輩後輩抜きで仲が良い。元同級生からは姉御といわれ恐れられている。いわゆる学園の支配者的存在だった。生活費として、月に何十万円というお金が光から送られてくるため、生活には不自由していない。華奈美と祭りに言った際、屋台をやっていた範虎と出会った。初めは年下と思い範虎に話しかけたのがきっかけだったが、年下と知り軽くショックを受けてしまった。しかし、彼の童顔さに惚れてしまい、交際を始めた。先日入籍をしたばかりの新婚ホヤホヤ。現在は範虎の『ケーキ屋』で働いているが、仕事はほとんど範虎が行っている。
範虎と朔と犬の松平の二人と一匹でマンションの最上階フロアに住んでいる。範虎の給料だけでは家賃も払えないので、幸奈が払っている。得意料理は、鳥料理で腕前は鉄人級。

★石原巳紗〔みさ〕(♀)
 
 石原家の次女。少し変わった性格の持ち主。高校卒業後、光の建てた図書館で司書として働くこととなった。図書館で働く傍ら、光の仕事の手伝いをしている。光からの仕事の内容は主にパソコンで行う資料整理のものが多い。現在は仕事で忙しく家にいない幸奈に代わって、朔の世話をしている。しかし、犬が苦手な為、松平とどう付き合っていったら良いか検討中。趣味はゲームやパソコンいじり。しかし母の良枝からゲームは健康上良くないという理由から禁止されているが、見つからないように隠れて行っている。梨央には仕事を手伝う変わりにレア物のゲームソフトを買ってもらっている。紅にしょっちゅう虐められて困っている。

☆石原由紀〔ゆき〕(♀)

 石原家の三女。石原家唯一のピュアな子。中学卒業後、父の建てたハワイの姉妹校に入学し、通い、暮らしている。ハワイにいるためこの物語には登場しない。たまに両親宛に手紙や電話するなどしている。

石原東・南〔あずま・みなみ〕(♂・♀)
 
 光、梨央の両親。二人とも同じ病院の医者。現在は東が医院長、南が医院長補佐を務めている。厳しい人柄からか、自由気ままな光とは中々意見が合わない。行事の時以外会うことは滅多にない。小さい頃から真面目だった梨央には弁護士として期待している。
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