★弁護士・梨央の甘い誘惑★
□エリート弁護士×女子大学生
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「先生、お疲れ様です!今からお昼休みですし、一緒に食事どうですか?」
「先生ー!私もー」
石原梨央は弁護士の仕事していて、イケメンエリートということで人気があった。裁判では梨央が弁護すると必ず勝つと言われている。
「あー。…ありがとう。でももう少し、この仕事まとめたいから…ごめんね」
「そうですか…。じゃあお菓子作って来たので食べて下さい」
「あっ!私も」
「先生!私もー」
「えっ!ありがとう。でも…」
女性職員たちはお菓子を机に置くとすぐに出て行ってしまった。机にはお菓子だらけになってしまった。
「はぁ〜。持って帰るしかないかー」
梨央は机の中から大きい袋を取り出すと机に置かれたたくさんのお菓子を入れて、再び仕事を再開した。
今、行っている仕事は離婚問題で浮気していた夫に妻が慰謝料を取ることを求めているので梨央はその妻の弁護するように依頼を受けている。
「石原弁護士、今、宜しいですか?」
受付の女性が仕事部屋に入って来た。
「はい。どうぞ。どうしましたか?」
「はい。石原弁護士にお会いしたいという女の子がおみえですが…。どうしますか?」
前も女子高校生、数名が事務所に来て、話をするまで帰らないと粘り、結局対応するためにその日の仕事は全然進まなかった。
「どんな子?名前とかは行ってた?」
「お名前は確か、田口…」
「えっ!!…」
梨央は驚き、椅子から立ち上った。
「柴田さんー!!大変だー!」
「先生?!どうしたんですかっ!?先生がそんな慌ててるなんて…」
いつもは冷静でクールな梨央がこんなに同様しているのはなかなかない。
秘書の柴田秘書の方が驚いている。
「急いで、お茶?じゃなくて紅茶、そう、俺のお気に入りの紅茶を2つ、俺の仕事部屋へ!!」
「お客様がお見えになるのですか?」
「そ、そうなんですよ!お願いしますっ!」
梨央は秘書にそう伝えると、長髪の後ろ髪を横に結んで、椅子に座って、来る人を待った。