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□【キライ。】
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嫌な予感の所為か、神妙な面持ちで柊を見る珮克なんか気にせず、柊は続けた。
「お腹空いたんだよね」
「それは私に何か作れと?」
何か作るくらいで離れてくれるなら安いものだ。
既に頭の中で様々なレシピを浮かべる珮克。
だが、柊は欝陶しいくらいくっついたままで。
「良いよ、勝手に食べるから」
「は?」
冷蔵庫に何かあったか、そんな事を考える隙を与えてくれないくらい速く。
唇が重ねられた。
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