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□【キライ。】
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水紗家リビング。
珍しく現れた柊に、珮克はうんざり。
腰を触ったり服の中に手を入れたり‥。
柊のスキンシップ(セクハラ)は事ごとくウザい。
逆らうとこの変態ショタ野郎の事だ。
調子に乗るに決まってる。
「珮ちゃ〜ん」
「‥‥‥。」
「ね〜?無視〜?地味に痛いよ〜?」
いっそ、その深緑の髪を毟ってやろうか。
まぁそんな横暴な事はしませんが。
いい加減、離れて欲しい。
「‥柊さん‥いい加減に‥」
「ねぇ、俺さぁ〜」
珮克の言葉を遮ってニッコリ笑った柊は、更に珮克に密着する。