〜零×鉄拳〜花郎の場合
花郎は大きな大きな古い日本の家屋にいて、振り返りもせず私を置いて奥へと行ってしまう。
必死に追いかけてるのに、叫んでいるのに足は鉛みたいに重くて
彼はどんどん屋敷の奥へ奥へといってしまう。
そして最後に振り向いて、悲しく笑って消えてしまった。
もう二度と、花郎には会えないのかな……
『…っていう夢を見たの』
「ハっアホらし」
『ひどっ花郎酷い!私は本当に怖かったのに!』
「そんなもん真に受けてんなよ。たかが夢だろ?…つかそれこの前やってたゲームのストーリーだろ」
『やっぱりその影響だよね……よかった、夢で』
「っ何だよ…んな泣きそうな顔すんなよ……俺がお前を置いてくワケねぇだろが。置いてく位なら引きずってでも連れてく」
『…うん。いいよ、花郎と一緒ならどこでも行く…』
「って、お前勝手に俺を殺すなよ!!それ男死んでる設定だろ!!」
『ゆっ…夢なんだから仕方ないでしょ!?ホントに怖かったんだから!』
end.
零の刺青の聲をクリアしたので突発的に(爆)あ、花郎はファランって読みます!鉄拳のキャラですよー。>