頂き物
□華墨慶斗様から
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ゔぁれんたいんでぃ
「さて皆、準備はできました?」
『はーい!』
某年2月13日夜。
この日ばかりは(いつも亀以外ほとんど入らないが)、厨房男子禁制となっていた。
という訳でオール女子の面々。
成虫モスラ、ビオランテ、モスラ・レオ(幼虫)、イリス、トト、チタノ、そして…
「ケッ、なんでオレまで…」
ギャオスの計7人である。
I「文句言わないの。あげる相手(男共)の人数が半端じゃないんだから仕方ないでしょ?」
G「そう言う割になんだそのやる気満々な装備は」
イリスの前にある材料や器具は、明らかにチョコを溶かして固めるだけでは足りない道具が並べられている。
どこからどう見ても義理チョコを今から作るとは思えない。
T「お兄さん(ガメラ)にガトー・ショコラあげるんだって」
I「言っちゃダメよ、もう」
そういうトトは元・飼い主の透に既にチョコを郵送している。
ついで(爆)に彼女とモスラ・レオはちびっこたち用の担当だ。
C「あの4人は食べて大丈夫なのかなぁ?ていうか食べれるのかな?」
チタノは相方を含めたMG3人とモゲラ用を担当。
B「私なんか何人いると思っているのよ」
ビオランテは宇宙怪獣を担当。
M「私が残りの東宝怪獣を担当するから、大映怪獣をお願い」
G「ちょっと待て、何人いると思ってるんだ!」
モスラの口調では、明らかにレギオンだけではなく昭和の奴ら分も作らせる気だ。
イリスはぶっちゃけガメラしか眼中に無いので、協力は全く期待出来ない。
M「大丈夫、私も手伝うから」
G「そういう問題じゃねぇぇえええええ!!!!!」
なんだかんだ言いつつ、ある意味東宝怪獣最強のモスラには敵わず、出来はアレだったが全員分のチョコを完成させる事が出来たそうな。
ヲワリ
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相互記念に頂きました、華墨様宅擬人化怪獣達のヴァレンタインデー小説です。
なんとも可愛らしく微笑ましい女性メンバーと、不憫なギャオさんにクスリ(苦笑)。
華墨様、素敵SSをありがとうございました!