復活短編
□夕焼け
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「はぁ〜今日も疲れたな〜」
沢田綱吉は一人、帰り道をゆったりと歩いていた
「もう夕方か･･･山本は補習が先に終わっちゃって帰ちゃったし、一人で帰るの久々だな〜･･･」
綱吉が空を見上げれば、空は赤く染まりつつあった
ふと気がつくといつもなら大して気にかけない道の風景につい目をやっていた
一人とは不思議なものだ、周りの景色が違ってみえて新鮮だった
（いつもとなんか違う道みたいだな･･･）
（ならもう少しいつもと違う気分をもう少しだけ長く感じてみようかな）
そう思い、いつもなら通ることのない河原沿いを周りの風景を見ながら歩き始めた
河原には、色んな風景があった
野球をしている小学生らしきの男の子達
犬を散歩させている人
なにやらトレーニングをしてる･･･人
「ガ・マ・ン」とか言って泣いている････子供･･･
「し･･･新鮮だな〜･･･」
自分に言い聞かせる感じで思わず口に出した
「ん？」
ふと前方に視界を戻すと、その先の原っぱに座っている人物に気がついた
「あ･････」
注意してよくみるとそれは綱吉がよく知っている？人物だった
「く･････クロームさん･･･？」
恐る恐る声をかけるとクロームはこちらに気づいたらしく綱吉の方向に振り向いた
「ボス･･････」
彼女はふう呟くと綱吉に視線を向けた
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