HIDE YOUR FACE
□Stupid
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「まだ?」
「まだ?って、お前…。」
服は着たまま、なーんもシてないから勃起もしないワケで。
「ただ寝てるだけで勃つワケないっしょ。」
「えー…。」
「えー…じゃねぇよ、勃たせてくれるとかシてくんないの?」
「…何したらいいの。」
「フェラとか挿れるとか。」←
「……………。」
難しい顔しちゃって。
射精したトコは見たいのに、手は貸してくんないのね。
つか射精したトコ見たいなんて女の子はハジメテだよ。orz
「シてくんないならもうお終い。俺だって暇じゃねぇの。」
遊んでるワケじゃない。
次のシングルのデモテープ作んなきゃ。
(お。)
そろっと手を伸ばして、俺のジーンズの前を寛げる。
大体、かのんはセックスに対して淡白過ぎ。
俺より11コも若いのに、こっちから誘わなきゃ1週間でも1ヵ月でもエッチしない。
「…シてくれんの?」
「…シないと出ないんでしょ。」
そりゃそうだ。
なんもシないで垂れ流してたら病気でしょ。←
「……………////。」
男の象徴が露わになった途端、ほんのりと頬を染めて視線を逸らす。
まだ芯の入らないソレに触れる指先が僅かばかりに震えていて、普段の強気な態度とのギャップに苦笑い。
「…んっ。」
意を決したように顔を近付け、口内に押し込む。
一応、どうすれば俺が気持ちよくなれるかは教えた。
後は実戦で活かせるかどうか…。
なんせかのんのハジメテは全部、俺だった。
嬉しい反面、経験が乏しいから拙くなってしまう。
「…ん、むぅ…ふっ。」
「もっと舌使って?そんなんじゃイケない。」
徐々に硬くなるソレを懸命に口内で転がす。
下腹部に掛かる鼻息が熱くてこっちの呼吸まで乱れてくる。
「…かのん。」
視覚的にヤバいな、コレ。
投げ出した両足のあいだにうずくまる、まだ幼さが残る女。
女陰に見立てた口内に、赤黒く起立した雄を出し挿れする。
時折聞こえる、唾液と先走りを啜る音。
ちゅば、なんて吸い付く唇。
「…やらしー。」
伏せ気味の目も、ソレが潤んでんのも。
染まった肌も、全てが淫靡。
「んくっ…まらぁ?」
「ばっ…咥えたまま喋んな!」
歯が当たる、歯が!
一瞬、強烈な快感が頭の天辺から爪先まで駆け抜けて腰が跳ねた。
「…っ、ぷぁ。もー疲れたぁ…。」
「まだイッてないんですけど?」
「ぅもーう!いつになったらイクのよーぅっ。」
「それはかのんチャンの頑張り次第でしょ。」
「……………むぅ(-"-)。」
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