FF7 SHORT DREAM SIDE・R
□Love!Love!Love!
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皆さん、こんにちわ!
タークスのオフィスのアイドル、イリーナでっす☆
バレンタインですねー!
今年もツォンさんにばっちり本命チョコ贈りますよー!!
「イリーナ、イリーナ!」
「………何やってんスか、レノ先輩(-_-;)。」
リフレッシュルームの観葉植物に隠れるようにして私を手招きするのは、タークスのエースことレノ先輩。
隠れてるつもりでしょうけど、緑の中に紅が隠れ切れずに目立ってるっス。←
「オマエ…今夜暇か、と?」
「暇じゃありませんよ!早く帰ってチョコ作るんスから。」
「よし!じゃあソレ、俺も手伝ってやるから一緒にオマエんチ行くぞ、と。」
「………手伝って貰わなく「俺に手伝って欲しいよな、と(黒笑)?」………ハイ。」
にっこり、そりゃファンクラブも出来るだろうってくらい素敵ににっこり微笑んだレノ先輩は、ナイト・スティックちらつかせて殺気を惜しげもなく振り撒いて下さった…。
えぇ、私タークスですけど未だ新人なんて呼ばれるポジションなんスよ?!新人がエースに勝てる筈ないじゃないですか!!
拒否できなかった私を、誰が責められるんスか!!
レノ先輩は午後から任務、帰社時間の予定は19時。
…お腹、減ったっス。←
皆さっさと帰っちゃうし、レノ先輩の彼女のカノンなんか現場から直帰したらしいし………どうせなら迎えに来て一緒に帰って欲しかった(T^T)。
大体、なんでレノ先輩にチョコ作り手伝って貰わにゃならんのじゃ。
そりゃ料理は得意じゃないけど、私だって女の子。
大好きな人の為にチョコくらい作るんスよ!!
「…なぁ〜にブツブツ言ってンだ、と?!」
「ぎゃーッ!!??」←
「驚き過ぎだろ、と(-_-;)。」
「気配消して近付かないで下さいっ。」
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