FF7 SHORT DREAM SIDE・L

□lesson to me!!
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「レジェンドさん、レジェンドさん!」

「…何よ改まって、気持ち悪い。」



お前さん、そんなキャラじゃないでショ。
そう言えば瞬間、ムッと唇を尖らせた彼女は直ぐ様にっこり微笑んで米噛に青筋を浮かべた。



「お願いが、あるんですが、先輩!!」

「…お願い、ねぇ。」



うん。
頭下げたくないのね、お前さん。



ごい笑顔が引き攣ってるよ?←



…それを解ってて、のらりくらりかわしてる俺様も相当意地が悪いけど。



「レジェンドしか、頼めないんだもん…。」



急にシュンとした彼女に垂れた耳と尻尾が見えたオレはかーなーり!疲れてんのかも知んない。



「お願いっ、男がメロメロになるエッチ教えて!!!」←

「ぶっ!?」



痛い痛い、葉巻の煙が変なトコ入った!!




















漸く咳も治まった頃、なんであんな爆弾発言したのか馬鹿娘に訊いてみた。

彼女―――カノンはオレがスラムからスカウトしてきた、タークスで唯一使えるマトモな人員。
何せ人手不足、人材不足な部署、しかして仕事はべらぼうにあるので自薦他薦問わずに調査課に転属してくる。
昨日までヒール履いて書類整理してたお嬢さんが銃なんかブッ放せるか…。
何考えてんの、ウチの人事課!

そんな中でカノンは身体能力も頭の柔軟さもタークス向きで、オレが1から10まで手取り足取り仕込んだ女。



「かちょーが今度の潜入捜査は、ターゲットがお前に入れ込むようにセックスのテクニックを磨けって…。orz」

「あー…そゆコト(-_-;)。」



こんな年端もいかない女になんてコト言ってんだろーね、あのオヤジ。



「ってもなぁ…あんま慣れてると商売女だと思われて敬遠されんじゃないの?」

「じゃあどうしたらいいのっ。確実にターゲットに気に入られなきゃなんないのに!!」

「ん〜…あんま男慣れしてなくて、でもいやらしい体がいいんじゃない?」←

「………何気に難しいコト言ってんじゃねぇよ。orz」



ま、ね。
そんな女居たら、オレとっくの昔に声掛けてるよ。←



「…とにかく。」

「ん?」

「エッチ教えてクダサイ(・・、)。」←



ペコリ。
しおらしく頭を下げてお願いされては、無碍に断るのも可哀想だ。



「つーても…お前さんに変な癖つくの、オレ、ヤだなぁ。」

「へ、変なプレイはしない…はず!たぶん…。」




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