HIDE YOUR FACE
□Stupid
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全く下手かってーとそうでもないんだけど、フェラなんてする回数少ないからどうしてもぎこちない。
その初々しさがまた堪んねぇけども。
ぶっちゃけイケるかイケないかで言ったらイケないワケわかで。←
だって刺激が足んねーよ。
「くちで出来ないなら、挿れさしてよ。」
「…昨夜シたじゃん。」
「鬼!このまんまにしとくのっ?!」
おっ立てといて放置はないだろ!
「う゛〜…。」
「かのん。」
次の日に腰が怠くなるとかで渋るんだよな、いつも。
けどこの状態で放ったらかしは俺がキツい、つかなんで彼女がいんのに自分でヌかなきゃならねぇよ?
「かのん〜。」
「………激しくシないって、約束できる?」
「激しくなんかシてないでしょ!」
いつも優しく、優ぁしくシてるだろーが。
「…嘘つくな、始めちゃうと約束守った試しがないクセに。」
「…そぅ、だっけ?」
大体セックスなんて夢中になってヤるもんだろ。
最中に理性がなくなっちゃうのは仕方ないじゃない?
それに好きな女の子とスるんだもん、タガも外れるって!
「………それでわたしは毎回、次の日の朝起きれないんだけど?」
「………そーだねー。」←
いや、うん。
確かにね。
エッチした次の日、かのんはベッドから出られない。
「優しくスる。」
「……………。」
「かのん〜っ。」
お前は女だから解んないだろうけど、男は1度サカっちゃうと鎮めんの大変なんだってば。
「それに今日はスるつもりじゃなかったのに…かのんが精液飛ぶトコ見たいなんて言ってこんな状態にしたんだろ、責任取ってよ。」
「………むぅ。」
唇を尖らせたかのんは、不承不承、こちらを睨みながらハーフパンツを脱いだ。
色気より機能性重視のスポーティーな下着。
するり、足から抜いて俺の上に跨る。
「かのん…上がいいの?」
お前、騎乗位は直ぐへばるでしょ。
「………な、なんとなく?」
流れで乗っちゃったのね、お馬鹿さん。
上半身を起こして背中に腕を回しながら唇にキス。
下から啄むように口付ければ、さっきまで文句のオンパレードだったかのんも大人しくなる。
そのままゆっくり組み敷いて、小さな肉芽に手を伸ばす。
ホントはもっと楽しみたいけど…放置のムスコが早く早くと急かすから。
「…んっ。」
クリクリと捏ねてやれば、敏感なソコは直ぐに硬くぷっくりと腫れる。
「…あっ…あ、あ……!」
然程大きくない声で喘ぐ。
過ぎた快感から逃れようと浮かせた腰が弓のように反った。
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