Tsunayoshi× +α
□曖昧と本当のあいだ。
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言葉はよくわからない。
日常から普通に使っているのに。
一番伝えたいことを表してはくれない。
「好き」というほど子供っぽくないし。
「愛してる」といえるほど大人じゃなくて。
でも、一つだけホントのコト。
君がどうしようもなく恋しいということ。
それが、今どういう言葉で表せられるのかなんてわからない。
「ぼけっとするな、ダメツナ」
「痛いって、リボーン!」
曖昧と本当のあいだで揺れているオレ。
答えはまだ出そうもないけれど。
それでも君は待っててくれるだろうか。
いつかその言葉を伝える日まで。
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