太陽のあたる部屋

□とある日常
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カーテンの隙間から入り込んでくる眩しい日差し。今日も朝がやってきた。



もう少しで大好きなあの人がやって来る。


トントン……ガチャ…



おれの部屋のドアがノックされ、あの人が部屋に入ってきた。おれの方へと近づいて来る足音が大きくなるたびにおれの胸はドキドキを増していく。


「ユーリ…朝ですよ、起きて下さい」


やっぱりコンラッドだ…



耳元でそう囁き、ちゅっと唇に軽くキスを落とす。それでもおれは起きずに寝たフリを続ける。もっとキスしてくれる事を知ってるから…


「起きて…ユーリ…」



そう言いながら、額や瞼、頬など顔中にキスをしてきた。


きもちいい……もっとこの感触を味わっていたい。でも早く起きないとヴォルフが起きて邪魔されちゃう………


「う……ん…コンラッド…」


目をあけて愛しい人の顔を見る。おれが起きた事に気付いたコンラッドが微笑みかけてきた。…やっぱコンラッド、かっこいい…
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