M†AILMAGAZINE

□君のトナリ
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永い永い夢を見ていた。ぼんやりとしか覚えていないけど、君がどこかへ消える夢…。目をあけると君は優しく私の髪を撫でていた。
「恐い夢でもみた?」

心配そうなその顔に、初めて自分が泣いていたことに気付いた
そんなんじゃない、と。恥ずかしさに首を振ったけど、それでも君にはわかってしまう

「強がらなくていい。俺の前だけでは思い切り泣いていいんだから」


君はいつもそう言って、私を安心させてくれる

でも、君がいなくなったら私の傷はどこで癒せばいいのだろう…。君の存在が大きくなるほど怖くなる…
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