-短編小説-
□夢の中で…
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まちはその日夢を見た。
遠くのほうで誰かがお前の願いを叶えてやると言っている。
どうせ夢の中だし…
そう思いながらもだんだん遠ざかるその声に
まちは思わず叫んでいた…
『ジェウクシィに会いたい!!』
『…ァ』
そこでまちの目が覚めたのだった。
なんだ…
やっぱ夢ぢゃん…
どうせなら゙了解した"くらい言ってくれてもいいぢゃんか!
夢のくせにっ
ちょっとふて腐しながら、いつものように仕事へと向かった。
もしかしたらジェウクシィがいるかも…
なんてありえない期待を抱きながら。