遙か小説
□退廃の遊戯
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「イヤじゃないだろ…?」
将臣は首筋を舌で辿り、焦らすように胸の突起の周りを舐めまわした。
「ああっ…早くっ…焦らさ…ないで…」
「どこを舐めればいいんだ?言ってみろよ」
将臣の舌は決して突起に触れない。
「乳首を…舐めて下さい!!」
弁慶は触れてもらえぬ歯痒さに、我慢できずにねだった。
「ちゃんと言えるじゃないか。よし、ご褒美だ」
将臣は既に膨れている突起に吸い付くと、強く咬んだ。
「んんっ…」
弁慶は突起に走る痛みに全身を震わせた。見えない分、快感が増す。将臣が言ったように、弁慶の躯は痛みすら快楽に変わるほど、いつもより明らかに悦びを感じていた。
「あっ…んぅっ…」
弁慶の塊が再び誇張し始めた。将臣は胸から唇を離すと弁慶の塊を口に入れた。
「んんっ…いきなりっ…それはっ…」
弁慶の躯は突如襲った強烈な刺激に跳ね上がった。
将臣は吸いながら頭を上下させた。弁慶の口からは快感に喘ぐ声が絶えず漏れ、太ももは痙攣していた。