遙か小説

□退廃の遊戯
3ページ/7ページ


「イヤじゃないだろ…?」

将臣は首筋を舌で辿り、焦らすように胸の突起の周りを舐めまわした。

「ああっ…早くっ…焦らさ…ないで…」

「どこを舐めればいいんだ?言ってみろよ」

将臣の舌は決して突起に触れない。

「乳首を…舐めて下さい!!」

弁慶は触れてもらえぬ歯痒さに、我慢できずにねだった。

「ちゃんと言えるじゃないか。よし、ご褒美だ」

将臣は既に膨れている突起に吸い付くと、強く咬んだ。

「んんっ…」

弁慶は突起に走る痛みに全身を震わせた。見えない分、快感が増す。将臣が言ったように、弁慶の躯は痛みすら快楽に変わるほど、いつもより明らかに悦びを感じていた。

「あっ…んぅっ…」

弁慶の塊が再び誇張し始めた。将臣は胸から唇を離すと弁慶の塊を口に入れた。

「んんっ…いきなりっ…それはっ…」

弁慶の躯は突如襲った強烈な刺激に跳ね上がった。

将臣は吸いながら頭を上下させた。弁慶の口からは快感に喘ぐ声が絶えず漏れ、太ももは痙攣していた。
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ