金色のガッシュ!!
□二人の秘密
5ページ/6ページ
「良かったのう清麿!」
「あぁ。でも、まさかみんなにバレてたとは」
「いくらサラシで胸を閉めても分かるわよ。ね、ティオ」
「そうよっ」
「サンビームさんは?」
「私は、年の功というやつだよ」
「ふ〜ん」
苦笑するサンビームに納得したのか頷く清麿
しかしだんだんとみんなが困り顔になってきた
「あの、ね、清麿」
「ん?何だティオ」
「その……服、早く着替えないと」
「えっと……下着、持ってる?」
清麿から目を逸らし出すサンビームとアポロ
「あっ///」
「無かったら貸すけど……私のじゃ」
「いいよ、また巻くし」
「大丈夫、直ぐ持って来させるから。恵、悪いけど」
「分かったは。はーい、みんな出てって!フォルゴレもっ」
人払いをする恵
「清麿」
「大丈夫だから、ガッシュも出てみんなと晩飯の準備でもして来いよ」
「――ウヌッ分かったのだ」
「いいかガッシュ、これは俺たちだけの秘密だからな」
「ウヌッ分かったのだ」
「でも、一つだけ頼まれてくれないか」
「何なのだ?」
「もし……この秘密がバレたら、その時はガッシュがドアを開けてくれ。俺の最後の砦をガッシュが崩してくれ」
「―――分かったのだ。清麿がそう望むなら私は清麿の言う通りにするのだ」
END