金色のガッシュ!!

□二人の秘密
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「だいたいフォルゴレの服じゃ清麿には大きいでしょっ。それに似合わないわよ」

「そうだな。清麿にはもっと大人しいのが――」

「清麿の服なら今用意させてるよ」

『アポロ!』


歩きながら服談義を開いているといつの間にかコテージの近くまで着ていた


今日はアポロの招待でこのコテージに2泊3日で遊びにきていた清麿たち


「お疲れ様、みんな無事みたいだね」

「ウヌッ!清麿の傷もティオたちが治してくれたのだ」

「それは良かった。ほらみんな入って。食堂におやつを用意してあるから」

「わ〜い!おやつだって」

「キャンチョメ、晩ご飯食べられる程度にしろよ」

「大丈夫さ清麿。僕のお腹はおやつとご飯は別腹なんだい」

「別腹とはなんなのだ?清麿」

「簡単にいえばお菓子馬鹿だって事だ」

「清麿……その説明は」

「こーらっお前ら!!風呂入ってからにしろ!特にガッシュ!土だらけだろ」

「だが清麿、早くしないとキャンチョメに全部とられてしまうのだ」

「キャンチョメも一緒にはいろ」

「え〜」

おやつという言葉に手すら洗わずに駆け出す子供たちに清麿が注意をするがティオ以外嫌そうな顔だ


「ガッシュ、キャンチョメ!その泥だらけの格好で私に近付かないでよね。お風呂行きなさいっ」

「ヌ〜わかったのだ」

「キャンチョメも、ガッシュと入っておいで」

「わかったよ」

ティオにまで言われては太刀打ちできない二人は黙って風呂場に駆けて行った


「ティオと恵も行っておいで。2階にもあるから」

「本当?!良かったわねティオ」

「うんっじゃあ先に」

アポロに言われて恵とティオも駆けて行った

「さて、と。清麿はこっち。新しい服をあげるから」

「や、いいよ。かえの服は持って来てるから」

「いいから。清麿に着て欲しいんだ」

「?うん、じゃあ」

「それじゃあ私たちは晩ご飯の準備でもしているかな」

「そうだな。あの子たちの喜ぶ顔もみたいし」


晩ご飯、バーベキューの準備をするためにテラスへ出て行くサンビームとフォルゴレの後ろ姿を見ながら清麿はアポロについて行った






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